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阿岨城跡

阿岨城跡

 沼田城を守護する沼田城団の一つ。築城年代は不詳であるが、「加沢記」に記された激戦の模様から天正8年〜15年(1580〜1587)ごろ存続していた砦であることが知られています。
 天正9年(1581)、沼田氏を滅ぼした真田昌幸は、森下城に加藤丹波守、阿岨城に金子美濃守を配するなどして利根沼田地方の配備を固めました。天正10年(1582)、北条氏邦は長井坂城、森下城とともに阿岨城を攻略します。「加沢記」によると、阿岨城は北条の兵2,000騎の夜討ちに遭い、混乱する兵を見限った金子美濃守は岩を下り海王山金剛院(沼田市)に逃れたといいます。
 阿岨城跡は、沼田城下を一望できる橡久保字岩ノ上の崖端に位置し、現在、二重の堀跡を残すのみです。